ぎょむ?
「波動砲には,簡略化はあれど,発射には厳然とした手順=ドラマがある」のに対して、スタートレックのフェーザー砲は
艦長: フェーザー砲発射。
クルー: 発射!
と即物的、手段的であり、発動自体にドラマを求めていない、ということを対比していた。 波動砲は、 有名な「エネルギー充填120%」をはじめ、 「最終セーフティ解除。圧力限界へ」「ターゲットスコープ、オープン。電影クロスゲージ明度20」「タキオン粒子出力上昇」「発射10秒前。対ショック、対閃光防御」など、 緊張感あふれる複雑な呪文と儀式を踏んで発射される。 安っぽいといえば安っぽいのだが。 これは、魔法少女、ロボット、戦隊などのキメ技シーンでもおおむねそうだ。 恐らくこういう様式美、分かり切っているパターンの繰り返しが、文化的に受け入れられ、好まれるという面があるのだろう。 言葉自身にちからがある、という言霊の発想も、アジア/ウラル的…原型なのかもしれない。 また、厳しい制作現場的には、ストック・シーンの切り貼りで毎回1分くらい稼げる、というのも、かなり大きいだろう。 ロボットものだと発進シーンから搭乗、合体と、音楽にからめて2分くらい稼ぐのもあった。